衣類に付着した食べこぼしのシミ
不意に付着した衣類のシミ
洗濯はできてもシミを取るのは大変ですよね・・・
衣類に付着したインクのシミ
※インクのシミは特殊なしみ抜きが必要ですので、プロの業者にご相談ください。
不意に付着した食べこぼしのシミはあわてて濡れタオル等で擦ってしまうけど・・・
あっ！
ちょっと待ってください！
濡れタオルで擦っても簡単にシミは落ちるものではございません(-_-;)
それと喫茶店等のオシボリには塩素が残留してますので、かえって厄介な事になりかねませんね( ﾉД`)
ここで少しお勉強しましょう！
食べこぼし等のシミは付着したら下記の図のようにシミの層が出来るのです。
1.油性の汚れ 2.水溶性の汚れ 3.タンニン系の汚れ 4.色素の汚れ
※上記の画像はJabジャブ山口県クリーニング業生活衛生同業組合様より抜粋
【シミが付着した時の対処方法手順その1】
まず初めに衣類に付いている洗濯表示タグを必ずご確認ください。
上記の取扱表示をご参照のうえ家庭洗濯が可能かどうか確認して下さい。
※家庭洗濯できない素材は基本プロのクリーニング業者にご相談ください。
【シミが付着した場合の対処方法手順その2】
先にも述べました通り上記のようなシミの層が出来てますので、手順通りに処理をおこないましょう。
1.油性しみ抜き処理をして油膜を分解する。（油性系溶剤→NO.0→NO.1）
↓
2.水溶性しみ抜き処理をして蛋白デンプンを分解する。（NO.2)
↓
3.タンニン系のしみ抜き剤で渋みを分解する。（NO.3)
↓
4.色素を漂白処理をする。（酸素系漂白：NO.104A+NO.104Bを混ぜて使用）
※スチーム等で温めて（40℃ぐらい）、その後薬品を塗布し冷やすを繰り返す事。
業務用せんたく資材どっとこむでは上記のしみ抜き剤を取り揃えております。
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し・か・し・
しみ抜き薬品を取り揃えただけでは簡単にシミは落ちるものではございません。。。( ﾉД`)
当店では、しみ抜きの方法や手順等を詳しく勉強ができる「しみ抜きスクール」を開催しております。
しみ抜きスクールの詳細をご覧ください→しみ抜きスクール開催の詳細ブログはこちら
基本はプロ業者様（法人または個人事業主）宛のスクールになります。
こちらの「しみ抜きスクール」を5回シリーズでご参加いただく事で基本の知識を習得する事が可能になります。
ただ、一般の方でも参加したい場合は1回目のスクールは基礎知識のお勉強になりますので、1回目のみのスポット参加だけは参加可能です。
※しみ抜き基礎講座の風景
※しみ抜き実技指導の風景その1
※しみ抜き実技指導の風景その2
ご関心がある方はこちらのブログをご覧くださいませ→しみ抜きブログはこちら
しみ抜き作業は簡単にできるものではございません。
大切な衣類は自己処理せずにプロのクリーニング業者にご相談くださいませ。
